手作り綿布団の通販、兵庫県神戸市のキタモト寝装。

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手作り布団

手作りについて
 
 綿は、複雑な人間の体にフィットするという長所を持っておりますが、木や金属の様に裁断しても一定の形に保たれません。従ってそれを機械によって成形しても手作りの様な、いき届いたものにはなりません。布団の種類によって具体的には下記の様な違いが出ます。

<掛け布団> 機械仕立の場合
 中央に比べて縁の部分が厚くなり、体に対する添いが悪く保温力も低下します。又、フィットしない為、寝返りをうった時に隙間風が入りやすくなります。

<敷布団>
  手作りの敷布団は寝返りをうちやすくする為、人間の寝る布団の中央部分に綿を厚く重ねます。極端に云うと、カマボコ型に作ります。縁の部分が薄くなっても、平らな布団に寝る事が出来ます。
  これ対して機械仕立ての場合、均一にしか綿が入らない為、使い続けると、中央が薄くなり、谷間に寝ている様になって寝返りがうちにくく、疲れがとれません。又、保温力も低下します。
  成長期の子供は変型した敷布団では、寝返り(子供の寝あばれの激しい理由)がしにくくなる為、特に注意が必要です。

<座布団>
  機械仕立の場合バランスが悪い為、正座すると体のかたむく様なモノが多数見うけられます。又、見た目も非常に貧相です。

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インタビュー
キタモト寝装がお世話になっている製綿工場の社長の中村さんです。社員6人の先頭に立って、自ら布団職人の腕を発揮しておられます。
 
一枚一枚丹念に綿に命をふきこみました。手作りフトン職人
作業風景 作業風景 わた入作業 中綿がはいりました。 くけとよばれる作業
キタモト寝装の綿布団はこうして一枚一枚丹念に職人さんの手によってつくられています。   わたを繊維の方向に縦・横、交互になるよう合わせて一枚の布団に仕上げていきます。   布団のわた入作業は足腰に大変負担がかかる孤独な作業です。   作業を始めておよそ25分経過。ようやく布団に中綿が入りました。お疲れさまです。   あとは、くけと言われる作業ととじをして完成です。終始一貫すべて手作業です。
「たかが蒲団、されど蒲団・・・。」この道一筋の蒲団職人、中村芳雄さんにお話をうかがいました。
記者: 「まず最初に中村さんは、わた入を始めてどのくらいになられますか?」
中村さん: 「えーと、昭和30年頃から始めたから、かれこれ50年程やっとります。」
記者: 「 いまだに手作りにこだわっているのは、特別な思いがあるんですか?」
中村さん: 「せやねぇ やっぱり機械でつくる布団というのは手作りのような心配りができまへんから。」
記者: 「心配りとは?」
中村さん: 「はい。例えば、敷布団でも人の手でつくる場合、かまぼこ状に積み上げて中高になるようにつくるんです。すると、使っているうちに体重の掛かる真中の部分が平らにならされて寝心地のいい布団になります。」
「でも、機械でつくる敷布団は四方べりが真中に比べてうんと高い。すると使い込んでいると、体重の真中の方が船底みたいにヘタってくる。これじゃぁ寝返りもしにくいし、寝心地がいいわけがない。私のつくる布団というのは、使う人の身になってこしらえてるつもりです。」
記者: 「じゃあ、どんな方に自分のつくった布団を使って寝てもらいたいですか?」
中村さん: 「昭和30年代以降に生まれた人というのは、本当の布団というものがどんなに寝心地がいいものか知らないで育った人が圧倒的に多い。布団ていうとこんなものかと。夜中に蒸れて、足で布団2、3べん上げ下げして、冷たいのん入れてまた寝るという。またそれでも時間がたってきたら、モヤモヤしてもそれが当たり前やと思ってる。そうやない。こういう人たちに、甘いか、辛いか、苦いか。私の手で作った本当の布団の寝心地の良さをいっぺん味おうて欲しい。」
わたに触れただけでその綿の良し悪しを見抜く職人の手。ゴツゴツしてます。
記者: 「だいたいうち直しは、どれくらいの年数で行ったらいいものなんでしょうか?」
中村さん: 「掛布団で5年、敷布団で3年くらいで手入れして欲しいと思うけど、だいたい出てくるのは普通7年から10年くらいで打直しがでてきます。だいたい倍くらいやね。せやから悲しいかな、けっこう傷んで返ってくる。4年目くらいまでは日に干したら、カサはふくらむけど、5年目になると元に戻らんようになってきよります。人目に触れへん生活道具やけど、眠るっていうのは、毎日のもんやから、大切に使って欲しい。」
記者: 「ありがとうございました。これからも手づくりの布団の素晴らしさを、たくさんの人にわかってもらえるように頑張ってください。」
中村さん: 「こちらこそ、ありがとう。」

蒲団職人 中村芳雄
昭和13年3月8日神戸市長田区生まれ。昭和32年高等学校卒業後、家業の製綿業を19歳の時に継ぐ。2度の火事にも負けず、震災にもめげず、蒲団一筋半世紀。
 
インタビュアー:(有)KAGU 高村

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